2. デザイン
ラ・トゥールの名を冠していますが、住友不動産の建設ではないため、ラ・トゥールシリーズでおなじみのガラスカーテンウォールデザインは用いられておりません。
外見だけみると全くラ・トゥール感が感じられないのですが、そうなるとラ・トゥールシリーズの定義はなんなのか気になります。
全高190mを超える超大型タワーマンションであり、とても存在感があります。

内部のデザインも、他のラ・トゥールシリーズでおなじみの大理石を用いたシックなデザインではなく、高級ホテルを思わせるような落ち着いた雰囲気となっています。

エントランスホールは壁一面にレンガが張り巡らされており温かみのある印相を与えてくれます。
それでも大理石はやっぱりありましたね。

3. 共有施設
コンシェルジュやフィットネスジムといった標準的なサービス・設備は存在しますが、その他は目立った共有施設はありません。
図らずもこの辺はラ・トゥールシリーズの特徴を踏襲しています。2004年施工という古いタイプのマンションであることも影響しているかもしれません。
4. 間取り、賃料
前述のとおり、地上44階以上のお部屋のみの展開であるため、眺望が非常に魅力的となっています。
レインボーブリッジやパレットタウンの観覧車などお台場エリアの夜景はもちろん、東京タワーやスカイツリー、富士山までも肉眼で確認できるほどです。

反面、賃料は非常に高く、最安でも月々80万円前後からとなっています。
マンション自体が高級物件である点に加えて、高層階の富裕層向けのお部屋のみの展開であるため、間取りも2LD、3LDKです。
一握りの人だけに住むことが許された高級タワーマンションです。


ゆりかもめの線路が外周を添うように通っておりますが、前述のとおりラ・トゥール汐留を冠しているフロアは44階以上であるため音は気にならないでしょう。

5. 内覧動画
6. アクセス
名称に「汐留」とあるように、都営大江戸汐留駅から徒歩4分の距離ですが、実は最寄り駅はJR山の手線の浜松町駅となります。こちらは徒歩3分です。
湾岸エリアのマンションは交通手段が限られてしまうデメリットがありますが、汐留エリアであれば、都心と湾岸エリアを結ぶ大江戸線に加えて、山手線やその他の路線が利用でき、各繁華街へのアクセスが非常に便利です。
その他、都営浅草線の大門駅も徒歩3分となっており、徒歩5分以内の距離に3駅が密集しています。
7. 近隣施設
汐留駅周辺にも商店はありますが、すぐ近くに新橋駅もあるため飲食店やスーパーに困ることはないでしょう。
すぐ近くには浜離宮恩賜庭園の他、イタリア公園、旧芝離宮恩賜庭園もあり、自然豊かな環境でもあります。
マンションの周辺だけ見ると都心であることを忘れてしまいそうです。
8. まとめ
今回は44階~56階フロアに当たるラ・トゥール汐留にフォーカスを当てて投球しました。
アクティ汐留に関してはコンセプトが異なるため別記事で取り扱おうと思います。
デザインや内装など、ラ・トゥールシリーズらしくない面もありつつも、お部屋のグレードはラ・トゥールブランドに恥じない高級仕様でした。
少々築年数が経過しているのが気になりますが、都心と湾岸エリアの境目に当たる汐留エリアの高級タワーマンションとしては面白い立ち位置です。
近隣を公園に囲まれているのも都内では珍しく魅力のひとつですね。
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