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タワーマンションの歴史

2020/02/29  最終更新:2020/10/29


今ではあちこちに建設されているタワーマンションですが、まだまだ歴史は浅いです。
日本最古のタワーマンションは一体何なのでしょう?

日本で一番最初に建設されたタワーマンションは埼玉県の「与野ハウス」です。
1976年施工。高さ66mの21階建、総戸数463戸の大型マンションでした。
結構横幅のある建物なのであまりタワーマンションという面持ではありませんね。

ちなみにこちらはタワーマンションの定義に記載の通り、高さ58メートル以上のマンションをタワーマンションに限った話。
上記の基準にはわずかに満たないものの、与野ハウス施工の2年前に当たる1974年に建てられた鹿島の椎名町アパートは、高さ56メートル、18階建ての高層マンションで、タワーマンションの前衛と言われています。

それ以前の鉄筋コンクリート構造では,耐震性の問題等から高い建物の建設は行えませんでした。
しかし、近年の技術開発により,粘り強く耐震的なRC構造が新たに開発されたことで、これらのマンション建設が実現しました。
スパイラル柱,梁U型定着法,太径鉄筋接合工法,大型型枠の採用,柱・梁分離打ちなど,数多くの新技術を採用し,合理化工法のさきがけとなりました。