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プラウド神田駿河台

2020/03/04      最終更新: 2020/10/31


JR中央線・総武線 御茶ノ水駅徒歩5分の都心に建設中の高層マンション「プラウド神田駿河台」
鉄筋コンクリート・木造ハイブリッド構造のマンションとなっており、10階以上の木造ハイブリッドマンションは日本初らしいです。
2021年3月の施工を目指しています。

地上14階建てということで一般的なタワーマンションの定義からは外れてしまいますが特徴的な設計であるためこちらで紹介いたします。

プラウドシリーズは野村不動産が管理する高級分譲マンションのブランドのひとつです。
首都圏のみならず全国で様々なタイプのマンションを提供しています。
https://www.proud-web.jp/proud/series.html 今回、御茶ノ水に新たに建設される「プラウド神田駿河台」は2階から11階の中間層は単板積層材(LVL)と鉄筋コンクリート造耐震壁を組み合わせた「LVLハイブリッド耐震壁」を使用。
LVLというのはLaminated Veneer Lumberの略で原木をかつら剥きの要領で切削して厚さ2~4mmの単板にし、繊維方向を平行にして積層・接着して作られる木質パネルとのこと。
12階から14階(最上階)までの高層階は「CLT耐震壁」および耐火集成材「燃エンウッド」を使用しており、CLTはCross Lamitnated Timberの略。
1995年頃からオーストリアを中心として発展してきた新しい構造材で、板の層を各層で互いに直交するように積層接着した木質パネルとのことです。

鉄筋コンクリートと木造のハイブリッド構造ではありますが、写真を見る限りでは室内の作りは木造そのもの。
共用部エントランスの壁や床、住宅戸内の天井の一部に無垢の杉材を使用しており、「LIVE wuth WOODS/木と暮らす」というコンセプトを打ち出しています。
「この建物に暮らすこと自体が環境への貢献になるという高揚感を感じさせる」というのがデザインのテーマのようです。


メリットとして以下の6点を挙げています。 ・睡眠の質の向上
・血圧や脈拍の安定
・地球環境への貢献
・耐火性の高い「燃エンウッド®」
・CLT耐震壁、LVL耐震壁
・無垢材の上質感とぬくもり

上の2つは少し盛りすぎな気がしますが、実際どれほど効果があるのでしょうか?

プレスリリースはこちら
https://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2020022701674.pdf

公式ページがオープンしていました。
モデルルームは2020年4月にオープン予定です。
物件概要
所在地 東京都千代田区神田駿河台1-7-1
交通 JR中央総武線 「御茶ノ水」駅 徒歩5分
施工年月 2021年2月下旬 (予定)
施工業者 社竹中工務店
総戸数 36戸
構造 鉄筋コンクリート (一部木造(軸組工法)) 地上14階
予定販売価格 未定 間取 2LDK
面積 48.51m2~79.66m2(一部住戸にはトランクルーム面積0.73㎡、サイクルトランク2.05㎡含みます)
建設予定地から御茶ノ水駅までの道を歩いた動画がYouTubeにアップされていました。
雨が降っていて天候悪いですが、JR中央線の駅から徒歩5分と好立地のため、悪天候の日でもそこまで苦にはなりません。