2. デザイン
上空から見ると風車のようなかなり独特な形状をしています。
これはトライスター形状と呼ばれ、周辺への日影の影響を考慮したものです。


3ウイングの連結部には「VDコアフレーム構造」と呼ばれる仕組みが採用されており、大地震の際に建物全体で振動を吸収することができるという理にかなった構造となっています。
決して奇をてらったデザインではないようです。
外壁は湾岸エリアで好まれているホワイト基調のデザインでありながら、ガラスを多用した面もあり角度によって印象が異なるデザインを採用しています。
ガラス面は、勝どき・晴海の海と空を反射し、昼間は青く、夕方は赤色に染まります。
グランドエントランスはブラックの大理石を用いたシックな内装となっています。
ホワイトのソファとのコントラストや、石と青色のガラスを交互に並べた壁がアクセントとなっており、絞まった印象を与えてくれます。


このエントランスは二層吹き抜けとなっており、開放感が演出されています。
3. 共用施設・サービス
総戸数1400戸を超える超大型マンションでるため、エレベーターが合計20基も設置されており、待ち時間が発生しないように配慮されています。
まるで大型のオフィスビルのようなエレベーターホールです。

共用施設としてはコンシェルジュやフィットネスジムのほか、カフェやライブラリールーム、キッズルームなど多様なライフプランに適応できるように複数の施設が設置されています。
共用施設が豊富なのも湾岸エリアのファミリー向けタワーマンションの特徴のひとつといえます。
40階に設置された『スカイビューラウンジ』からは、レインボーブリッジを含めた東京湾一望できるようなオーシャンビューが堪能できます。

---------共用施設一覧---------
■コンシェルジュサービス
■フォレストカフェ
■ライブラリーラウンジ
■フィットネススタジオ
■パーティルーム
■スタディールーム
■キッズルーム
■ゲストルーム
■スカイビューラウンジ(40F)
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■駐車場:敷地内機械式 665台(月額 27000円〜34000円)
敷地内平面 8台(月額 50000円)
■駐輪場:2172台(月額 100円〜300円)
■バイク置場:95台(月額 2000円〜3000円)
4. 間取り、賃料
間取りは42.04㎡の1LDKから90.84㎡の2LDKまで。3LDか1SLDKといったタイプのお部屋も用意されています。
賃料はそこまで高くはなく月々18万円台から契約可能です。
築4年のタワーマンションが40㎡で18万はコストパフォーマンスとしては良好ではないでしょうか?
高層階でもそこまで賃料は上がらず、最上階の90㎡超のお部屋でも40万円前後の賃料となっています。
こんな間取りです。

5. 内覧動画
6. アクセス
都営大江戸線勝どき駅から徒歩6分。駅からは一本道ですが途中で清澄通りの橋を渡る必要があります。
同じく都営大江戸線の月島駅、築地市場駅も徒歩圏内ではありますが、ぞれぞれ徒歩17分、23分と日常的に利用するのは現実的にはありません。
大江戸線のみしか電車のアクセスがないのが勝どき・晴海エリアの最大のデメリットになります。
7. 近隣施設
建物内にセブンイレブンやスーパーマーケットが入居しています。
買い物に不便な湾岸エリアですが、勝どきは駅周辺が比較的栄えているため最低限の買い物には困りません。
豊洲や銀座へのアクセスも悪くはないので住む場所を間違えなければそこまで不便なエリアというわけでもありません。
勝どきザ・タワーのような大型のタワーマンションは建物内にスーパーマーケットやコンビニ、病院が入居しているケースが多いのも特徴です。
8. まとめ
第一印象としては浅築年の割には安いというイメージです。
都心部と比較して土地単価の安い湾岸エリアではありますが、築4年の大型タワーマンションであれば20万円台中盤からの賃料設定が定番ですが、勝どきザ・タワーは40㎡で18万円台から住むことができます。
オーシャンビューや豊富な共有施設など付加価値は高く、湾岸エリアでありながら駅近なのも魅力的です。
湾岸エリアそのものを敬遠しているのでなければ選択肢のひとつとして優れた物件かと思います。
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